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猫と塩、または砂糖

猫と塩、または砂糖

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第25回 PFFスカラシップ作品

監督・脚本・編集:小松 孝

出演:田村健太郎、吉田凜音、
諏訪太朗、池田成志、宮崎美子

配給:一般社団法人PFF/マジックアワー
2020年/日本/カラー/1.85:1/5.1ch/DCP/119分
©2020 PFFパートナーズ(ぴあ、ホリプロ、日活)/
一般社団法人PFF

7月23日㊏ ユーロスペースほか
全国順次ロードショー

U-NEXTにて独占配信中!
《ミニシアターセレクション》35mmフィルムで蘇る!PFFスカラシップ傑作選
今夏、PFFスカラシップ作品2作連続公開決定!『裸足で鳴らしてみせろ』公式サイトはこちら
ぴあフィルムフェスティバルの映画製作プロジェクト「PFFスカラシップ」詳細はこちら
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TRAILER

INTRO & STORY

僕の職業は、猫である。

いい大学、就職、出世、結婚、子育て、マイホーム……社会の多数派の常識が指し示すそれらの“幸せのベクトル”に背を向け、自主的に母のペットとなった32歳の僕。アル中の父、慎ましい母とともに実家で淡々と暮らしていたが、突然、母の元カレで金持ち紳士風の男とその娘の“白いアイドル”が同居することに。狭いひとつ屋根の下、5人それぞれが幸せを求めて右往左往する中、僕が選んだ生き方とは……。

登場人物全員、クセが強くて愛おしい!
元ニートの40歳新人監督が混迷時代に放つ、幸せ探しホームコメディ

新たな才能を世界に羽ばたかせるプロジェクトとして、橋口亮輔、矢口史靖、李相日、荻上直子、石井裕也ほか錚々たる映画監督を輩出してきたPFF(ぴあフィルムフェスティバル)スカラシップ作品。製作から劇場公開までをトータルプロデュースするこのプロジェクトが、先行きの見えない2022年の映画界、そして日本社会に送り出すのは、登場人物全員が地味に狂っているけれど愛おしいホームコメディだ。

舞台となるのは、日本のどこにでもある住宅街に建つ一軒家。30代の息子とその両親が暮らすその小さな空間に、謎の多い父娘が加わり、5人の奇妙な同居生活が展開する。
母の猫を職業とする長男・佐藤一郎を演じるのは、舞台出身で近年は映画『私はいったい、何と闘っているのか』、NHK大河ドラマ「青天を衝け」など活躍も目覚ましい田村健太郎。息子が巣立つことへの不安から驚くべき行動に出る母・恵子役に、最近ますます活躍の場を広げている宮崎美子。母のかつての恋人で、独自の美学と価値観で一家を支配しようとする得体の知れない男・金城譲二役に、変幻自在の表現力を持つ池田成志。その娘で、父のための白くて無垢なアイドルとして生きる美少女・絵美役に、歌とラップを取り混ぜたポップな楽曲世界でZ世代に人気のアーティスト、吉田凜音。そして、プライドだけは高いアル中の佐藤家の父・茂を、日本映画に欠かせない怪優・諏訪太朗が演じる。

監督、脚本、編集を務めるのは、本作が劇場長編デビューとなる小松孝。
少年の頃からコント作家に憧れ、早稲田大学の自主映画制作サークルで頭角を現すものの、卒業後は資金稼ぎのためにデイトレーダーに転身して失敗。ニート生活を経て、社会復帰へのリハビリとして撮った『食卓』(2016)で第38回ぴあフィルムフェスティバル「PFFアワード」グランプリを受賞し、映画監督に返り咲いたというユニークな経歴の持ち主だ。

「幸せとは何か?」という壮大なテーマを掲げながら、独特のユーモアセンスとこだわりを貫き、全編、細部にわたって観る者の意表を突き続ける。
型破りな脚本、絶妙なキャスティングに加え、「アリの巣を俯瞰的に観察する面白さ」を再現したカメラワーク、敬愛してやまないアイドルグループ「NILKLY」の物語と主題歌への起用、多肉植物やVRゲーム、デジタルガジェットなどの小道具が作り出す世界観……。
一瞬たりとも目が離せない、観れば観るほどクセになる、こだわり満載の痛快作が完成した。

Cast

佐藤一郎役

田村健太郎Kentaro Tamura

Kentaro Tamura

1986年生まれ、東京都出身。19歳で初舞台を踏み、2007年舞台「レミゼラブ・ル」(ブルースカイ作・演出)で本格的に演劇活動を開始。近年では、舞台のみならず映画やドラマなど活躍の幅を広げている。近年の主な出演作は、映画『横道世之介』(13/沖田修一監督)、『銀の匙Silver Spoon』(14/吉田恵輔監督)、『ちはやふる-上の句-』『ちはやふる-下の句-』『ちはやふる-結び-』(16・18/小泉徳宏監督)、『泣く子はいねぇが』(20/佐藤快磨監督)、『花束みたいな恋をした』(21/土井裕泰監督)、『すばらしき世界』(21/西川美和監督)、『私はいったい、何と闘っているのか』(21/李闘士男監督)、NHK大河ドラマ「青天を衝け」(21)など。

コメント

気鋭・小松監督が、家族を描いてくれました。というか『家』というものを描いてくれました。それくらい家の中で膨大な数のシーンを撮りました。途中、『家』がグニョグニョ動き出してきて、初めて家酔いしてるかもと思いました。それ程、この膨大なシーンをつなげたらどうなるのか完成図が予想できませんでした。思わず小松監督に「これ、大丈夫ですか?」と聞いたら「うん大丈夫!」と自信満々のスマイルが返ってきました。憎たらしくも愛嬌あるその曇りなき眼に何が映っているのか、それを僕も見たくてクランクアップまで走り切りました。試写を見て驚きました。これ、小松監督によるスケールのでかい実験でもあったんです。ある家族が住んでいる“家”の中に、もう一つの家族を注入したらどういう化学反応が起きるのか。順応か拒絶か、はたまた変異か。まるで“家”自体が一つの生命体みたいで、僕ら俳優はその中でうごめく細胞のよう。小松監督のアンテナビンビンな感性で僕らが普段見えてないものをスクリーンに映してくれました。小松さん、こんな映画観たことないよ!映画館の扉を開けたらそこに宇宙があるように、是非、我々の“家”のドアを開けてその体内に遊びに来てください。お待ちしております。

一郎の母・佐藤恵子役

宮崎美子Yoshiko Miyazaki

Yoshiko Miyazaki

1958年年生まれ、熊本県出身。1980年、熊本大学在学中に「週刊朝日」表紙モデルとなり、CMに出演。同年、TBSドラマ「元気です!」で主演を務め、女優デビュー。1983年、根岸吉太郎監督『俺っちのウェディング』で映画初主演。2000年、小泉堯史監督『雨あがる』でブルーリボン賞助演女優賞、日本アカデミー賞主演女優賞を受賞。以降、映画やTVドラマ、バラエティ番組などで活躍中。近年の主な出演作は、映画『かぞくのくに』(12/ヤン・ヨンヒ監督)、『100回泣くこと』(13/廣木隆一監督)、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(16/三木孝浩監督)、『未来のミライ』(18/細田守監督)、『孤狼の血 LEVEL2』(21/白石和彌監督)、NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」(13)、NHK大河ドラマ「八重の桜」(13)、「いだてん~東京オリムピック噺~」(19)、NHK夜ドラ「カナカナ」(22)など。

コメント

外界からゆるやかに閉じた『家』の中での暮らしは思いの外心地よく、撮影が終わるころには「水と食料と何か胡桃的なものさえあればこの暮らしも悪くないな」と感じられるようになっていました。危うさを胎みながら、一見穏やかに過ぎていくこの家族の日常は、小松組の撮影現場そのもの。当惑、困難の末に皆なぜか笑顔になり、世界は愛すべきもの、そして何事にも少し寛容になっている自分に気づく・・・。さて、映画を見終わった皆さま『世界』はどのように映っているでしょうか?

金城絵美役

吉田凜音Rinne Yoshida

Rinne Yoshida

2000年生まれ、北海道出身。歌とラップを織り交ぜたセンスフルな楽曲と、キュートでポップな世界観が魅力を放ち、ライブでは、ダンスにも注目されている。同世代からのメイクやファッションへの注目度も高く、映画やドラマ、CM出演などでも活躍中。また、中国の音楽ドキュメンタリー番組「黑怕女孩」(Girls Like Us)へ出演するなど、日本に留まらず活動の幅を広げている。2018年、『ヌヌ子の聖★戦 HARAJUKU STORY』(進藤丈広監督)でロシア・第8回ザバイカリスク国際映画祭主演女優賞受賞。その他、映画『妖怪人間ベラ』(20/英勉監督)、『TOKYOドラゴン飯店』(20/Amazon/西村喜廣監督)、『藍に響け』(21/奥秋泰男監督)などに出演。

コメント

撮影をしていた時はまだ10代だったので、監督の描かれる家族の姿が理解を超えていましたが、台本を頂いた時はどのような家族になっていくだろうと思い撮影がとても楽しみでした。そもそも正しい家族の形は何だろうと、とても考えさせられました。素敵な先輩俳優の方々に囲まれ、皆さまと監督に全てをゆだねるような気持ちで撮影に参加したことを覚えています。この作品をきっかけに監督のファンが増えることを楽しみにしています!

絵美の父・金城譲二役

池田成志Narushi Ikeda

Narushi Ikeda

1962年生まれ、福岡県出身。1982年、「第三舞台」に参加し、俳優活動を始める。つかこうへい、三谷幸喜、宮藤官九郎、デヴィッド・ルヴォー、いのうえひでのり、長塚圭史ら様々な舞台作家・演出家の作品に出演し、絶大な信頼と高い評価を得ている。2013年、イキウメ「獣の柱 まとめ*図書館的人生(下)」 および、NODA・MAP「MIWA」での演技が高く評価され、第48回紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞。近年の主な出演作は、舞台「贋作 桜の森の満開の下」(18/野田秀樹作・演出)、「けむりの軍団」(19/いのうえひでのり演出)、「獣道一直線!!!」(20/河原雅彦演出)、「鴎外の怪談」(21/永井愛演出)、映画『幼な子われらに生まれ』(17/三島有紀子)、『クソ野郎と美しき世界』(18/児玉裕一監督)、『最初の晩餐』(19/常盤司郎監督)など。

コメント

怪しい父を演じております。撮影時は、自分が演じる男を、なんとも怪しい父だなぁと、寄生するかの様に住みついた家も、なんだか怪しいなぁと、思っておりました。しかしながら撮影時はコロナ前という事もあり、かなり和やかかつのんびりとキャスト同志でおしゃべりなんかしながら、怪しげなシーンをなるべく自然に着々と撮影してました。小松監督はじめ若く優秀なスタッフ陣のイメージは融通無碍で、自分がベタな人間かもなぁと疑い、反省しつつ、撮影に臨んだ事を思い出します。実は繋がったやつを、未見なので、震えながらどうなってるんだろう?と思いながら、観たいなと楽しみにしてます。よろしくお願いします。

一郎の父・佐藤茂役

諏訪太朗Taro Suwa

Taro Suwa

1954年生まれ、東京都出身。自主映画を経て『九月の冗談クラブバンド』(82/長崎俊一監督)でデビュー。名バイプレイヤーとして多数の作品に映画・TVドラマに出演。近年の主な出演映画は、『おくりびと』(08/滝田洋二郎監督)、『冷たい熱帯魚』(10/園子温監督)、『かぞくのくに』(12/ヤン・ヨンヒ監督)、『地獄でなぜ悪い』(13/園子温監督)、『アレノ』(15/越川道夫監督)、『シン・ゴジラ』(16/庵野秀明監督)、『貞子』(19/中田秀夫監督)、『シライサン』(20/安達寛高監督)、『痛くない死に方』(21/高橋伴明監督)、『エッシャー通りの赤いポスト』(21/園子温監督)、『ノイズ』(22/廣木隆一監督)など多数。

MUSIC

主題歌

NILKLYニルクライ

「Rock is "Dead" Born」をコンセプトに掲げるダーク&ポップなインダストリアル・アイドル。THERE THERE THERES解散後、同グループのメンバーの平澤芽衣を中心にグループを発足。オーディションで集ったメンバーを加えて、2019年5月に主催ライヴ〈NIL BY MEI〉にてデビュー。現在は、小林潤、伊吹咲蘭、小笠原唯の新体制で活動中。
本作の主題歌「Fact or Fable」は、2020年に配信限定リリースされたシングル「Hash Up」と共に収録された、歪なサウンドが炸裂する魅惑的な楽曲。

NILKLY公式サイト

DIRECTOR

監督・脚本・編集

小松 孝Takashi Komatsu

1981年生まれ、埼玉県出身。高校の3年間はコント作家になるためにコントやネタを書きためる日々を送る。早稲田大学第一文学部に入学、在学中は稲門シナリオ研究会に入会。卒業後、映画会社設立を目指してデイトレーダーになるも4年後に破綻。30代に入り一念発起して製作した約10年ぶりの自主映画『食卓』が第38回ぴあフィルムフェスティバル「PFFアワード2016」グランプリを受賞。第35回バンクーバー国際映画祭(17)に正式出品され、日本映画に造詣が深い映画評論家のトニー・レインズ氏から「小松孝の衝撃的なデビュー作は、ジム・ジャームッシュの登場以来、最も滑稽でまじめくさった悲喜劇であろう。完璧なプロットと魅力的な演技が相まって、他に類のない歓びが満ちてくる」と評された。PFFスカラシップの権利を獲得し、本作『猫と塩、または砂糖』で劇場デビューを果たす。自身の人生経験を活かした、繊細さとシニカルさを持ち合わせたコメディ映画を得意とする"くせの強い"40歳の新人映画監督。多肉植物マニア、地下アイドル(NILKLY)、「鬼滅の刃」好き。

Filmography

2003年
『ドミノ・オン・ザ・テーブル』第16回早稲田映画まつり・熊切和嘉賞/第16回東京学生映画祭入選
『G. R』第16回早稲田映画まつり・篠田正浩賞/第16回東京学生映画祭入選
2004年
『あ』 第17回早稲田映画まつり・安藤鉱平賞/第17回東京学生映画祭入選
2008年
『うさぎと街』 監督初のアート作品
2016年
『食卓』PFFアワード2016グランプリ/第35回バンクーバー国際映画祭正式出品
2017年
『直也の結婚前夜』福岡インディペンデント映画祭2018コメディ賞受賞
2020年
『鶯谷ワンダーワールド』FOD独占配信
2020年
『猫と塩、または砂糖』

DIRECTOR'S
NOTE

製作経緯

僕は、常識という価値観押し付け装置が嫌いです。生きるのに窮屈だからです。
マジョリティーの価値観がつまり常識だという前提で言うと、人間誰しも切り口次第で必ずマイノリティーな部分はある訳で、だから皆も窮屈なはずです。
そう考えると、常識を重宝して使うのは支配者層達で、しかも、主にメディアを使ったイメージキャンペーンにより、自分達に都合がよくなるように常識をアップデートしていきます。
なんて理不尽で窮屈な社会だ。
劇中での佐藤一郎もそう思っていて、そんな社会の常識に幸せの方向性(≒ベクトル)を押しつけられるなんて嫌だ、と常識的社会の外側に出て、独自の幸せなベクトルを設定しました。一郎の物語はその時点でハッピーエンド、おしまい……になるのだろうか? という興味から、その時点からをスタートにして、幸せのベクトルについてや、そもそも幸せとは何か? を、一郎を実験体として思考実験する事にしました。それが、この映画の始まりです。
一郎のスタート時点での思想は直接的にプロローグで語られているので、おさらいしてみましょう。

「僕の職業は、猫である。とはいえ、なかなか理解しがたいかもしれないが……猫なのである。しかし、昔は違った。一般社会におけるお手本のように、真面目に勉強を重ねる日々。高学歴とされる大学へ入学。そして、大企業へ就職するためのゴールへと一直線。しかし、ゴールしたと思ったものの、束の間で。また次のゴールが現れる。出世に、結婚。子育て。そして、一戸建て。それが常識的で、正しいベクトルつまり、幸せのゴールがある方向である。が、やたらとお金がかかる。うんざりした僕は……ある日、森の中で、アインシュタインに出会った。彼は、200年以上ものあいだ信じられていた、とても大きな常識をくつがえした。時間ではなく、光の速度だけが絶対的で不変。僕に衝撃を与えたのは相対性理論、というよりも、アインシュタインという人物のスタンスだ。僕の得たアインシュタイン的転回は僕にコペルニクス的転回をもたらした。僕のいた常識的な社会。それは、札束というあまたの神々。そして、神々を信仰する支配者たちによって作られた常識という名の下に。僕は、そんな社会から抜け出して。幸せのベクトルを自分自身で定めた。それがこの、『お母さんのための猫』という職業だ。この職業の重要性は、お母さんについての説明をしなければ理解不可能である。が……それはしない。なぜなら。僕の一方的な説明が始まってからすでに2分50秒程度が経過している。人間の集中力は3分間が限界だ。が、時間もまた相対的なものである以上……まあいい。ただ、最後に一つだけ……僕にとって、この暮らしこそが最も最適な、幸せのベクトルなのである」

僕も一郎と同じこのスタートラインから、自分自身(一郎)の新たな常識を自ら疑い、恵子と茂、新たに登場させてみた金城親娘、5人それぞれの幸せのベクトルについても考えを巡らせた結果、沼にはまっていきました。幸せって何?どのベクトルが最適なの?誰か教えて?という風に。

「DIRECTOR'S NOTE」
はまだまだあります!
続きは劇場パンフレットにて

POINT

ポイント解説 by 小松監督

タイトル『猫と塩、または砂糖』について

塩と砂糖は、一見すると非常に似ているが、ベクトルが正反対なものの象徴です。どちらも白い粉粒体だが、味は対照的。また猫にとって砂糖(甘いもの)は好物だが、塩は有害になるのです。

塩の代わりに砂糖を食事に振りかける一郎

ささやかながらも真摯な常識への挑戦です。生き方の師、アインシュタインから学びました。

インディーズアイドル「NILKLY」

「BELLRING少女ハート」「THERE THERE THERES」と改名、メンバー変更を経て今に至る、田中紘治ディレクターによるアイドルグループ。僕は世界的に通用する芸術だと確信しています。主題歌「Fact or Fable」を制作して頂きました。また田中さんには劇伴も担当して頂きました。

一郎の服装

猫の三原色と名付けた色(黒、白、茶)に統一されています。ネクタイは職務である事の証であり、かつ、過去に佐藤家で飼っていた白猫のシロと黒猫のクロに敬意を払った、白黒のチェック柄になっています。ちなみに、ペットを亡くした時に受ける恵子のダメージが救急車を呼ぶ程なので、一郎が猫に就職して以来は飼っていません。

主にくっついていく懐いた猫のような一郎

常に母のそばに居る事は職業としての猫の主な仕事。買い物の付き添いが最も重要。

母・恵子の多肉植物の箱庭

花は枯れるから嫌、サボテンは棘があるから嫌、という事で、安定性の高い多肉植物で穏やかな箱庭世界を作るのが好きみたいです。

COMMENT

吉田尚記さん (ニッポン放送アナウンサー)

最高!!!
20数年前に「常識って何よ」というテーマで卒論を書いて、入社してもズレズレで仕事がなく社内ニートと呼ばれていた自分が、間違いなく見たかった作品!!
いたずらに過激であることではなく、淡々と、日常に異を忍び込ませることでしか、常識には勝てない。
そして、その勝利の過程は、これほどまでにユーモラスで痛快なのだ。
吉田凜音ちゃん異常に歌がうまいのに、それを完全封印してるのが、また…!!

遠藤日登思さん(映画プロデューサー)

小松監督の映画は独特だ。つまり普通ではない。
どのくらい独特かというと「この人、頭おかしいんじゃないか?」と思うくらい。
おそろしく細かい演出。画面の隅々までこだわりを感じる美術。一筋縄ではいかない笑いの要素。俳優たちとどんな話をしながら撮影したのか気になった。
この面白さを上手く説明できないので、とにかく映画を見てください。

佐渡島庸平さん(コルク代表)

生きづらさを抱えた2つの家族が、ほんの少しだけ生きる希望を見出す。
辛い状況を描いていても、全編にユーモアがあるのが、監督の魅力だ。
受賞作を超える作品の完成、おめでとう。

THEATER

※上映時間および詳細は、各劇場へお問い合わせください。 ※前売券は劇場でお求めいただけます。
※劇場情報は随時更新いたします。

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